食べてくれない!そんなときは…

ある日突然、ワンちゃんがご飯食べてくれなくなったり、ずっと食が細くて心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではそんなときの対処法についてご説明いたします。
■ 考えられる要因
病気や体調不良
ある日突然ご飯を食べなくなった場合、病気や体調不良が考えられます。下記が当てはまる場合は、すぐに病院へ。
  • ・いつもより元気がない
  • ・嘔吐や下痢をしている
  • ・鼻水とよだれの量や色がいつもと違う
  • ・歯茎、舌の色が青白い
  • ・目やにが多く、色がおかしい
  • ・目が充血している
  • ・尿の色が赤っぽい
  • ・熱がある
病院に行く際は、獣医さんの質問に答えられるよう、症状やうんちの色などをよく観察してあげてください。
ストレス
人間同様、ワンちゃんもストレスを感じると食欲が落ちることがあります。例えば強く叱られたり、長時間の留守番で孤独を感じたり、引っ越しなどで環境が変わったり、気温が暑すぎたり寒すぎたり…
一先ずは食欲がなくなった数日間を振り返り、原因が分かれば解決してあげましょう。
好き嫌い・わがまま
好き嫌いの激しい子やわがままな子の場合、気分によって食べないこともあります。どうしても食べないときは、食べてくれるものを探すか、ふりかけなどをトッピングするなど、味を変えてみるしかありませんが、なるべく好き嫌いをさせないようしつけるのも重要です。
老化
年齢が上がるにつれて消化機能の低下運動機能の低下に伴い、これまで食べていたドッグフードが食べにくくなり、結果的に食べなくなってしまうことも。人間と同じように基礎代謝も低下するので、少量で栄養価の高いドッグフードに切り替えてあげましょう。
■ やってはいけないこと
おやつをたくさんあげる
食べないからといって、おやつだけを与えるのはNG。おやつだけでは必要な栄養が得られず、体調を崩しかねません。普段のドッグフードを食べてもらうために、お湯でふやかし、香りを良くしたうえで与えてみてください。香りが良くなったことで食べるかもしれません。もしくは、食べなかったらそのままお皿を下げ、次のごはんの時間まで何も与えない。そうすれば「これしか食べるものがない」と危機感を覚えて食べるかもしれません。
それでもどうしても食べてくれないのであれば、獣医さんに相談してみましょう。
■ まとめ
食べてくれないと焦る気持ちはあると思いますが、日ごろからワンちゃんのことをよく見てあげていれば何かしら思い当たることがあるはずです。
毎日のコミュニケーションを欠かさず、ワンちゃんのことをよく見てあげてください