ドッグフードの正しい保存方法

皆さんはドッグフードをどこに保存していますか?もしも、ドッグフードは保存場所によって一気に劣化してしまうことも。
ここでは、そんなドッグフードの正しい保存方法についてご説明致します。
■ タイプ別の保存方法
ドライフード
ドライフードの保存期間はウェットフードに比べると長いですが、開封後は密閉性の高く、真空状態に近い容器やパッケージに入れ、直射日光の当たらない場所で常温保存しましょう。そうすることで香りが閉じ込められ、美味しさが長持ちするだけでなく、熱や酸素による劣化を防ぐことができます。
また、冷蔵庫での保存はNG。結露による湿気でカビが発生してしまう可能性も。
ソフトドライ・セミモイスト
開封後は密閉容器に移しかえて冷蔵庫で保管しましょう。1週間以内に食べきれない場合は、冷凍庫で保存するように。水分量が多い為、常温保存だとカビが発生してしまいます。冷蔵庫に入れられない場合は、高温多湿を避け、出来る限り涼しくて暗い場所で保管しましょう。
ウェットフード
開封前は高温多湿を避け、冷暗所で保管しましょう。開封後は2日以内に食べきるように。もしも食べきれない場合は、密閉の上冷凍庫で保存しましょう。ウェットフードは水分量が多く、カビが生えてしまったり水分が抜けてしまったりと非常に傷みやすいタイプなので、開封後はすぐに食べきるのがベストです。
■ 保存の際のポイント
酸化したドッグフードは潔く捨てる
間違った保存方法などを行い、酸化してしまったドッグフードはワンちゃんの健康のために潔く捨てましょう。酸化したドッグフードは下痢や嘔吐を引き起こすだけでなく、病気の原因にもなり得ます。
1か月以内に食べきれるサイズを選ぶ
一袋の量の多いものは、食べきるのが遅くなり、酸化しやすいです。そのため、2~3週間で食べきれるサイズのドッグフードを選ぶようにしましょう。また、あまりにも長期保存が可能なものは保存料など添加物が多く入っている可能性があるため避けるように。
素手で触ることは避ける
人の手にはいくら洗おうと油分がついています。油分は酸化の元なので、ドッグフードを素手で触ることは避けましょう。あげる際は計量カップなどで図り、器に移すのが良いです。
■ まとめ
タイプによって保存方法はことなりますが、共通して言えるのは「空気に長期間触れさせない」「高温多湿を避ける」「直射日光の当たらない場所で保存する」ということです。
質が落ちたドッグフードはワンちゃんにとって害になりますので、注意しましょう。